タイプB-15シリーズの流れを汲んで
1950年代に登場したMA-1は1978年代まで生産された
同時期に開発された世界中のフライトジャケットの中で最も完成度が高く
最も多くのパイロットによって使用されたのもMA-1である
通算約30年にも渡って使用されたMA-1は
ジェット戦闘機の発達と共に進化を遂げてきた
その改訂は1stモデルのスペックMIL-J-8279に始まり
MIL-J-8279Fまで計7回もの改良が重ねられた
このMIL-J-8279EタイプはMA-1の第6番目として登場したモデルで
その特徴は、非常時に緊急脱出をする際に地上にパラシュート降下し
味方から発見され易いように考案されたリバーシブル仕様である
そのため裏地の色は森林などでも目立つためように
レスキューオレンジカラーが採用されている
それまで背裏に付けられていたラベルは
リバーシブル仕様となったことでスラッシュポケットの中に移動される |